忍者ブログ
ハンドメイド、料理、インテリアが好きな2児男の子の母。なんでもない毎日の記録。新もん好きでモニターもちょくちょくやっとります。
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。



imgb9c198cfzikfzj.jpg

横道世之介 吉田 修一

あらすじは、私の稚拙な文章だと上手に書けないのでリンク先参照にして下さいね。

横道世之介くんという大学1年生の男の子の話。
この男の子なんだけど、名前の印象そのものでなんだか横道にそれてばかりののんびりマイペース性格。
世界がそれぞれ忙しそうに動き続ける中、横道くんだけは揺るが無きマイペースぶり。
「なるようになるさ」を捏ねて人の形を作ったら、横道くんになっちゃいましたみたいな(笑

でも、その横道っぷりがすれ違うそれぞれの心に響くんですよね~。

あぁ、私も横道くんと一緒の世界に過したかったな。
というか、私自身横道くんでありたいな。
そんな風に自然に思いました。

本人は、別に気を抜いて生きているつもりなんだろうけど。
世の中に駄目だしせず全て受け入れて流していく。
横道くんのフィルターにかかれば、全てが「なるようになるさ」と思えてくるから不思議。

最後の横道くんの母親の手紙。
泣けたな~。


拍手[0回]

PR


4cff043d.jpg本屋大賞3冊目は、本格青春小説「船に乗れ!」です。

主人公は、クラッシック一家に生まれ音楽を愛する高校生。と、言ってもさわやかと言うよりはむしろ成長過程の心の奥に秘めた、どろどろしたもんとかあんな気持ちとかこんな気持ちとか…とてもとてもさわやかとは言い切れない。でも、間違いなく一生懸命で輝いている、読んでいる間だけでもそんな時間を取り戻せます。

冒頭は、主人公が事故の様なものでどうしようもなく「大人」になってしまった自分、その自分を振り返るために書いた文章とあります。

人は、結婚したからでも年齢を重ねたからでもなく、どうしようもない事が起こって「大人になった(なってしまった)」んだと自覚せざるを得ないと。そして「あの頃の自分」と「今の自分」はつながっていても同じ人間では無いんだと。

三部作ということで、今回の1巻は序章のような感じです。
さてさて、ここから一体何が起こって何が彼を「大人」へと変えてしまうのでしょうか?
気になります。。。。続きが。。。。

拍手[0回]



16327750.jpg 今回は小川洋子さんです。

 「博士の愛した数式」があまりも有名ですが、
 またしても今回はじめて読みました。
 そして後悔…さっさと読んどきゃ良かったな~。
 
 まず、その静かで美しい文章に惹き込まれました。
 一文一文が詩を読んでいるみたい。
 こんな繊細な文章、なかなか出会えないですよね。

あらすじは、ひとりの少年がチェスに出会い
その奥深い世界に潜っていく…どこまでもどこまでも、
そしてその先にある静寂と満ち足りた世界。

博士の愛した~を読んでいないので推測ですが、
作者の数学的美意識(?)を追求する情熱を感じますよね。
まったく数字に何も見出せない私としてはもう驚きの世界!
こんな世界があるんだってその事に感動しました。

拍手[0回]



51KN0aPyr4L__SL500_AA300_.jpg久々の本ネタ。

最近、めっきり読書しなくなっていたのですがなぜだか急に本屋大賞の本を10位まで全部読んでやろうと…そんな気分に(笑

まず、新書をガボガボ買うほどの経済事情ではないので、片っ端から図書館で予約しました。んで、最初に届いたのがこの「神去なぁなぁ日常」です。

三浦しをんさんの本読むのははじめて。全然どんな人か知らなかったので、ウィキってみたら私よりも年下!くぅ~、おばちゃんだね私も。趣味は「妄想」だそうで、本の内容も妄想っぽい(?)のかなと思い読み始めたんですが…

うんうん、さすがに本屋大賞ですよね。こりゃ、なかなか面白いです。

荒すぎるあらすじは「都会暮らしのノンポリ青年が、母親と担任の陰謀によって高卒で林業をする為に神去村に就職させられて…そこで主人公が成長していくお話」だいたいこんな感じ。
話が主人公の一人称で進んで行くので、まるで自分がその主人公になって神去の大自然のなかで暮らしているかのような気分になります。
神去村の言葉で「なぁなぁ(まぁまぁ、みたいな意味かな?)」精神を知り、林業の素晴らしさを体感し、何も無いことの意味を知る?

自分は、何を求めているのか?何の為に生きているのか?

ちょっと大げさかもしれませんが(笑
でも、一読の価値があると思いますよ。

拍手[0回]



41GVO9IaxHL__SL500_AA240_.jpg

久々に面白い本を読みました。

村上春樹が好きなのですが、村上春樹の本には「猫」がキーアニマル(?)として扱われているのに対し、井坂幸太郎の本では「犬」がとっても重要な動物として描かれています。

犬派の私としては…
「村上春樹めっちゃ好きなんやけど、犬の扱いがなぁ~」
と常々不満に思っていたので、
井坂幸太郎の本が大好きになってしまいました。

拍手[0回]



[1]  [2
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
欲しいもんリスト

↑昭和生まれの心をつかむ。

↑ダイニングチェア候補。

↑羊が一匹羊が二匹…zzz

↑これで夏を乗り切る。

↑強火派の旦那様に。

↑誕生日に熱烈希望。

↑息子の靴下洗い用に欲しい。

↑こういう構図が好き。

↑このかわいさでこの安さ。

↑ぽってりが魅力。

↑愛着が湧きそうです。

↑やばいかわいい。

↑無印のよりも好き

↑やっぱり欲しいんですけど。

↑チラリと地球が垣間見える。

ウェブ内覧会
ただ今工事中。
最新コメント
[07/15 stk]
[06/28 北條竜太郎]
[06/19 北條竜太郎]
[04/23 ukako]
[04/21 やぐ(わんこ*ぷらネット)]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
おかん
性別:
女性
職業:
専業主婦
趣味:
消しゴムはんこ。 料理。 図書館通い。 インテリア収集。
自己紹介:
滋賀県は近江牛の里に住む。家族構成…おかん(私)、おとん(旦那)、しょう(長男 8歳)、れい(次男 2歳)


子供達とインテリアと読書とスイーツとゲームをこよなく愛す三十路おばはん。第二子出産後に急増した皮下脂肪と格闘中。毎日、WiiFitにて悪あがきしてます。
ブログ内検索
アクセス解析
忍者ブログ [PR]
Designed by astrolaBlog